支援者のひとりごと

障害者福祉・高齢者福祉にたずさわり感じたこと思うままに

ヘルパーは料理人ではないけれど努力は必要だと思う

www.minnanokaigo.com


みんなの介護というサイトの掲示板からのリンクです。

以前までは施設務めだったので、他職員の支援や声かけなどの技術にいい意味でも悪い意味でも刺激を受けていました。
現在ヘルパーとしてご自宅に訪問しているので、介護記録や月に数回のミーティングなどだけで他職員との接点は少なくなりました。
サービスも基本1人で提供させてもらいます。
なので、ネットで、同じ福祉業界の人はどんなことを考えているのかな?など、ふと考えることがあります。

上記のリンクは、訪問サービスを利用している方からの投稿です。

この4月からヘルパーを頼んで料理をお願いしていますが、レパートリーが少なく困っています、、、。

この投稿に対し、サイトを覗いていただければわかりますが、下を閲覧するといろんな人の意見が書かれています。

私はこの投稿をみたとき率直に、あぁいい意見だなと思いました。

サービスを利用する方は、お金を払ってサービスを受けています。
そして私たち支援者は、利用者さんがいなければ仕事が成り立ちません。

お金を払っているから、なんでもかんでも利用者さんの要望が通用するわけではありません。
私たち支援者は仕事としてサービスを提供させてもらっています。
ヘルパーだからといってなんでもできるわけではありません。
できる人もいます。残念ながら、私には得意不得意があります。
でも、技術向上の努力は必要だと思っています。

世の中には沢山の福祉サービスがあります。
その中から事業所を選び、今まで働いてきたお金を切り崩したり、生活するためのお金の一部を、私たち事業所に払ってくれているわけです。
どんな人も好きで他人の世話を受けているわけではありません。
なるべく自分のことは自分でと考えていると思います。
その貴重なお金に見合ったサービスを提供するのは技術者として努力するべきでは?と思います。

技術向上をするにあたり、利用している方の意見はとても参考になります。

この投稿者さんは、洋食ばかりを提供され困っているそうです。

どの事業所でもそうだと思うのですが、まず利用者さんが何を食べたいか聞くのは当然じゃないですか?
具体的なメニュー名までは出ないにしても、「さっぱりしたものがいいですか?」「おさかなとお肉どちらがいいですか?」など、昨日は何を食べたとか、どんなものが好きかなど把握しませんか?

もちろん冷蔵庫の中にある限られた食材でメニューを作らなければいけない時もあります。

食事を作るというサービスを提供するのが仕事なわけですから、食べてもらえるような工夫や努力をヘルパーがするべきだと私は思います。

できるなら、何が食べたいかおっしゃっていただけたら大変ありがたいですが、聞き出せない時もあります。

この投稿者さんは、利用している側なわけですから、遠慮なく事業所に連絡していいと思います。
利用している側としては言いづらいですかね。
仰ってもらいできることがあるなら、改善したいです。私なら。

ですし、おいしかったと満足してもらえるのが一番嬉しいです。

料理人ではないですけど、良いサービスを提供したいですしね。

お互いに気持ちよく。

この投稿を読み感じたことをつらつら書いてみました。